自分でウォシュレットを取り外して処分してみた
先日、長年連れ添った我が家のウォシュレットがついに動かなくなり、自分で新しいものに交換し、古いものを処分することに挑戦しました。業者に頼むと費用がかさむと考え、節約のためにDIYを決意したのです。まず私が取り組んだのは、古いウォシュレットの取り外し作業でした。インターネットで手順を調べ、最初にトイレの止水栓をマイナスドライバーで固く閉めました。これを忘れると水浸しの大惨事になると書かれていたので、何度も確認しました。次に、給水ホースをレンチで慎重に緩めて外します。この時、ホース内に残っていた少量の水がこぼれましたが、これは想定内。雑巾で拭き取り、作業を進めました。最大の難関は、ウォシュレット本体を便器に固定しているボルトを外す作業でした。便器の裏側に手を回し、狭い空間でナットを緩めるのは想像以上に大変で、体勢もきつく、汗だくになりました。ようやくナットが外れ、本体を便器から持ち上げた瞬間、ずっしりとした重みと共に、長年の汚れが目に飛び込んできました。これは清掃してからでないと、とても処分に出せる状態ではないと痛感しました。取り外したウォシュレットは、お風呂場で徹底的に洗浄し、乾燥させました。そして、市の粗大ごみ受付センターに連絡し、数百円の処理券を購入。指定された日に家の前に出すことで、私のミッションは無事に完了しました。費用は処理券代だけで済みましたが、時間と労力は想像以上にかかりました。この経験を通して、DIYでの処分は確かに経済的ですが、水回りの作業のリスクや清掃の手間を考えると、誰にでもお勧めできるものではないと感じたのが正直な感想です。